春が来れば”スタッドレスタイヤ”をノーマルタイヤに交換する季節。また来シーズンも雪道や凍結路を安心して運転できるように、性能の劣化を少しでも防ぐような正しい保管方法を解説します!
そもそもどうしてスタッドレスタイヤは滑らないのかご存じですか?まだご存じでない方はこの記事もぜひご一緒に!
【記事】雪道のスリップは「水」が原因⁉スタッドレスタイヤの性能を知ろう!
1. スタッドレスタイヤの交換時期は?
気温の変化や地域により異なりますが、だいたい3月の終わりから4月の初め頃が目安です。気温7度以下がスタッドレスタイヤを履く合図と言われているので、逆に最低気温が7度を上回る時期になったら迷わず交換しましょう。
2. タイヤの持ちを良くするコツ
交換後のタイヤをベランダや庭に放置していませんか? 屋外での長期保管は、劣化の原因になります。ちゃんとした保管方法で、来年も安心して使えるようにしましょう。
さらに、汚れたままの保管は水分や油分がゴムを変質させてしまう原因になります。保管前にはしっかりとお掃除をすることで、タイヤをきれいに長持ちさせることができます。
3. 保管場所のポイント
タイヤはゴム製品ですから直射日光や雨はNGです。そして、湿気にも注意が必要です最適な保管場所は風通しが良く、雨や日光が当たらない場所です。さらに、保管用のカバーを使うとより安心ですね!
4. 空気圧の調整って大事?
保管中もタイヤはストレスを感じています。
タイヤに空気がパンパンに入っている状態だと、タイヤのゴムやコードが常に張っている状態が続くことになるので負担がかかります。空気圧を半分程度に調整して、タイヤの緊張を和らげましょう。
5. ホイール付きタイヤの場合
ホイール付きで保管する場合は、平積みで保管するのがおすすめです。
ホイールの重さにより縦向きだと長期的に地面に接触することでタイヤの一部が平らに変形してしまう可能性があります。
要は、できるだけタイヤの一部分にのみ負担がかからないようにするのが良いということです。
ホイールを外してタイヤのみで保管する場合は縦置きでも平積みでも可です。
それでも定期的にタイヤの配置を変えるなどして、1か所に圧力がかかることを分散して、すこしでも良い状態で保管しましょう。
6.まとめ
冬の安全運転の主役ともいえるスタッドレスタイヤ。交換時期や保管方法に気を付けて、長持ちさせることで来年の冬も安心して運転できるようにしましょう。また1シーズンでも長持ちすれば、お財布にも環境にもやさしいですよね!
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