「スペアタイヤなんか使う機会めったにない」とほとんどのドライバーが思っています。
でも、車での移動が日常生活の一部ならば、絶対にないとは言い切れません。タイヤがパンクしたとき、どうしたらいいのかわからない・・・ということを避けるためにも、スペアタイヤの耐用年数や正しい使い方について知っておきましょう。
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スペアタイヤって何?
スペアタイヤとは、簡単にいえばバックアップのタイヤです。既存のタイヤがパンクなどで使えなくなった場合、一時的に取り替えて使うためのタイヤです。
おおまかに分けて、スペアタイヤにはフルサイズと同じものと、より小型で細い「テンパータイヤ」と呼ばれる二種類が存在します。
スペアタイヤの耐用年数は?
スペアタイヤは多くの場合、車のトランクや底面に保管されています。タイヤは通常、使用頻度に応じて交換が必要ですが、緊急用のスペアタイヤはどれくらい持つのかという疑問もあります。
スペアタイヤの耐用年数は短めで、走行距離にして約100kmが目安です。また、タイヤはゴム製なので、使用していなくても経年劣化します。テンパータイヤは、適切に保存されていれば7〜10年は持つと言われています。
スペアタイヤ使用時の重要な注意事項
テンパータイヤを使う場合は以下のような注意が必要です。
装着位置に注意
テンパータイヤは通常のタイヤより細いため、駆動輪(エンジンの動力が伝わって回転するタイヤ)には取り付けてはいけません。誤って装着すると大きな負荷がかかり、安全性に問題が出ます。
速度と距離の制限
テンパータイヤは、最高速度が時速80km、走行可能距離が約100kmまでと限られています。近くの修理店やガソリンスタンドまで運転する場合にのみ使用し、早めに正規のタイヤに交換するよう心掛けましょう。
予防としてやるべきこと
スペアタイヤの使用は極力避けたいもの。しかし、緊急時に備えていくつかの予防措置を講じることが重要です。
空気圧のチェック
最低でも年1回はスペアタイヤの空気圧を確認しておきましょう。
スペアタイヤやテンパータイヤは、あくまでも緊急用のタイヤなので、使用していなくても空気圧が減っている場合があります。
タイヤ状態の確認
タイヤがひび割れていないか、外見上の損傷がないか確認することも必要です。
いざというときに使えないことがないように、しっかりと定期的にタイヤの状態を確認することが大切です。
自分だと確認の目安がいまいちわからない。。。という方は、近くのガソリンスタンドで定期的な点検を受けることも一つの方法です。
まとめ
スペアタイヤはあくまで緊急時のためのもの。その使い方や耐用年数を知って、いざということに慌てずに済むようにしましょう。
気になる点があれば、次回の給油時にENEOSフロンティアのお店で相談するのもおすすめです。
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