自動車の任意保険は、自賠責保険と合わせて加入が義務付けられている保険ではありませんが、加入しておくことで、万が一の事故の際に自分や相手を守ることができます。
本記事では、任意保険の必要性や補償内容、選び方のポイントなどを解説します。
任意保険に入っていなくても大丈夫ですか?
自動車任意保険は、自賠責保険と合わせて加入が義務付けられている保険ではありません。よって、任意保険に加入していないこと自体は法律上問題にはなりません。しかし、加入しておくことで、万が一の事故の際に自分や相手を守ることができます。なお、任意保険(対人賠償)の普及率は約90%です。※任意保険普及率:2023年社内独自調査
任意保険の補償内容
自動車任意保険には、大きく分けて以下の5つの補償があります。
- 対人賠償責任保険:相手方やその同乗者の人身傷害を補償
- 対物賠償責任保険:相手方の車両や物件の損害を補償
- 人身傷害保険:自分の搭乗者の人身傷害を補償
- 車両保険:自分の車両の損害を補償
- 特約:上記の基本補償に加えて、盗難や台風などの自然災害による損害を補償するなどの補償
本記事では、自動車任意保険を入れる理由を3つご紹介します。
任意保険のメリット
任意保険に入るメリットは、大きく分けて以下の3つです。
自分や相手の人身・物損の損害を補償される
自賠責保険(強制保険)は、交通事故の被害者を救済することを目的とした保険です。そのため、相手方やその同乗者の人身傷害を補償する「対人賠償責任保険」と、相手方の車両や物件の損害を補償する「対物賠償責任保険」が、最低限の補償として定められています。
しかし、自賠責保険(強制保険)では、以下の点に注意が必要です。
そのため、相手方やその同乗者に重傷や死亡などの損害を与えた場合、十分な補償を受けることができない可能性があります。
また、自分の搭乗者の人身傷害は補償されません。そのため、自分の搭乗者に重傷や死亡などの損害を与えた場合、自分の財産で損害を賠償することになります。
任意保険では、これらの補償に加えて、以下の補償も用意されています。
- 人身傷害保険:自分の搭乗者の人身傷害を補償する保険
- 車両保険:自分の車両の損害を補償する保険
- 特約:上記の基本補償に加えて、盗難や台風などの自然災害による損害を補償するなどの保険
これらの補償に加入しておくことで、万が一の事故の際に、自分や相手の人身・物損の損害を補償することができます。
車両保険も入れば、自分の車両の損害を補償される
車両保険に加入しておくことで、万が一の事故で自分の車両が損壊した場合、保険会社から保険金が支払われます。
事故の際に安心できる
自動車任意保険に加入しておくことで、事故の際に保険会社がサポートしてくれるため、安心して運転することができます。
このように、自動車任意保険に入ることで、万が一の事故の際に経済的な負担を軽減したり、心身的な負担を軽減したりすることができます。
任意保険の選び方のポイント
自動車任意保険を選ぶ際には、以下のポイントを押さえましょう。
- 補償内容:自分のニーズに合わせて、必要な補償を選ぶ
- 保険料:保険料は、年齢や性別、運転歴、車種などによって異なります。複数の保険会社で比較して、自分に合った保険料の保険を選ぶ
- 保険会社:保険会社によって、補償内容や保険料、サポート体制などが異なります。複数の保険会社を比較して、自分に合った保険会社を選ぶ
まとめ
自動車任意保険は、加入が義務付けられている保険ではありませんが、加入しておくことで、万が一の事故の際に自分や相手を守ることができます。
本記事を参考に、自分に合った自動車任意保険を選んでください。
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