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2023.11.13

電動キックボードに関する法改正|特定小型原動機付自転車の基準

2023年7月1日、道路交通法の改正により、一定の基準を満たす電動キックボードは、原動機付自転車の一種である「特定小型原動機付自転車」に分類されました。

特定小型原動機付自転車の基準とは?

特定小型原動機付自転車は、以下の基準を全て満たすものです。

  • 車体の大きさ:長さ190センチメートル以下、幅60センチメートル以下
  • 車体の構造:
    • 原動機として、定格出力が0.60キロワット以下の電動機を用いること。
    • 時速20キロメートルを超えて加速することができない構造であること。
    • 走行中に最高速度の設定を変更することができないこと。
    • オートマチック・トランスミッション(AT)であること。
    • 最高速度表示灯(灯火が緑色で、点灯又は点滅するもの)が備えられていること。
出展:政府広報オンライン

これらの基準を満たす電動キックボードは、16歳以上であれば、運転免許がなくても公道で乗ることができます。※16歳未満は運転自体を禁止

特定小型原動機付自転車の交通ルール

特定小型原動機付自転車を運転する際には、以下の交通ルールを守らなければなりません。

  • 16歳未満の運転は禁止
  • 飲酒運転は禁止
  • 二人乗りは禁止
  • 歩道や路側帯の通行は原則禁止(特例あり)
  • 車道の左端を走行する
  • 信号や標識を守る
  • 一時停止の不履行は禁止
  • 歩行者の優先義務違反は禁止

特に、歩道や路側帯の通行は原則禁止となっているため、注意が必要です。歩道や路側帯の通行を許可されているのは、以下の特例に該当する場合のみです。

  • 最高速度表示灯を点滅させていること
  • 最高速度表示灯を点滅させている間は、車体の構造上、時速6キロメートルを超える速度を出すことができないものであること
  • 側車を付けていないこと
  • ブレーキが走行中容易に操作できる位置にあること
  • 鋭い突出部がない

特定小型原動機付自転車の安全な乗り方

特定小型原動機付自転車は、歩行者や車両のどちらとも異なる特徴を持つ乗り物です。安全に楽しく利用するためには、以下の点に注意しましょう。

  • ヘルメットを必ず着用する
  • 車道の左端を走行する
  • 信号や標識を守る
  • 歩行者を優先する

ヘルメットの着用は、万が一の事故の際に頭部へのダメージを軽減するために、とても重要です。車道の左端を走行することで、歩行者や車両との衝突を避けやすくなります。信号や標識を守ることで、交通事故を未然に防ぐことができます。そして、歩行者を優先することで、交通事故を未然に防ぐだけでなく、歩行者との関係を良好に保つことができます。

特定小型原動機付自転車は、環境に優しく、移動手段として便利な乗り物です。交通ルールを守って、安全に楽しく利用しましょう。

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