車をトラブルから守り、最高のパフォーマンスを引き出すためには、適切なエンジンオイルの選び方を知ることが不可欠です。オイル選びのミスは、車の性能を低下させるだけでなく、エンジンを不調にしてしまう可能性もあります。ではいったいエンジンオイルはどのように選べば良いのでしょうか?
新車時のエンジンオイル粘度の確認方法
新車で購入した場合には、最初から最適な粘度のエンジンオイルが使用されています。中古車であっても車の取扱い説明書があれば最適な粘度のオイルが何か記載されているのでチェックしましょう。さらには特殊な気温や走行状況の場合、オイルの推奨粘度が変わることもあるので注意してくださいね。
オイルの粘度について
エンジンオイルの粘度はたとえば「5W-30」といった形式で表示されていて、この数値は低温時と高温時の流動性を示します。例えば、エコカーでは省燃費オイルとして低粘度の「0W-20」が推奨されることが多いです。なんでも低粘度ならいいというわけではなく、スポーツカーのように高温・高回転でエンジンを回す場合は、高粘度のオイルが推奨されます。自分の車に適切なオイルは粘度で確認しましょう。
ベースオイルの選び方
ベースオイルとは、エンジンオイルの主成分で、オイルの性能や劣化速度を決定します。化学合成油、部分合成油、鉱物油の3つのタイプがあり、それぞれの特性に合わせて選ぶ必要があります。特に、化学合成油は高品質で、長持ちするため高評価を受けています。もちろん価格もそれなりに高くなりますので、価格と性能のバランスを考えましょう。
エンジンオイル規格を理解する
オイルの品質や性能は、規格の表記によっても示すことができます。例えばAPI規格という基準では、ガソリンエンジンの場合「S」が頭につきます(例:SN, SP)。ディーゼルエンジンの場合は「C」が頭につきます(例:CK-4, CJ-4)。SやCの後に続くアルファベットが進行するにつれて、より高い性能や最新の要件を満たしていることを示します。
まとめ
愛車のエンジンを守り、最適な性能を発揮させるために、適切なエンジンオイルを選ぶことは非常に重要です。取扱説明書や専門家のアドバイスを参考にして、自分の愛車に合ったオイルを選ぶよう心がけましょう。
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