私たちは、普段から当たり前のように使っている言葉がたくさんあります。しかし、その言葉の意味や由来をよく考えてみると、意外と間違った知識を持っていることがあるかもしれません。
ここでは、そんな「知ってたようで、間違っていた言葉」をいくつか紹介しましょう。
※この情報は巷の噂、都市伝説的な表現も含まれます。文献によって諸説がありますので不確実な情報があるかもしれません。。。。ご了承ください。
「ミーハー」の由来
ミーハーという言葉はカタカナで書きますが外来語でも何でもありません。
ミーハーとは、流行に敏感で、流行に流されやすい人のことを指します。カタカナで書きますが外来語でも何でもありません。
「ミーハー」は、もともと「みいちゃんはあーちゃん」の略語で、1990年代に流行した言葉という説が存在します。当時は、流行を追いかける教養の低い若い女性を揶揄する言葉として使われていましたが、現在では、流行に敏感な人を広く指す言葉として使われています。
年配になればなるほど、ミーハーという言葉をネガティブにとらえている人の数が多くなる。
「ねこばば」の由来
ねこばばの由来は、猫が自分の糞を砂や土で隠す習性から来ていると考えられています。
猫は、自分の糞を隠すことで、周囲に自分の存在を知られないようにしています。ねこばばをする人も、自分の悪事を隠そうとするという意味で、猫になぞらえて「ねこばば」と呼ばれています。
ねこばばという言葉は、江戸時代後期頃から使われていたと考えられています。当時の戯作者・式亭三馬の滑稽本『浮世風呂』(1814年)には、「ねこばばで、しゃァしゃァまぢまぢだ」という表現が登場しています。
また、関西では「にゃあがばば」という言い方もあります。これは、猫好きの老婆が借りたお金を返さなかったことから、知らないふりをして勝手に自分のものにする意味に転じたとする説があります。
このように、ねこばばは、猫の習性や、猫好きの老婆の逸話から生まれた言葉と考えられます。
「ヘリコプター」の由来
ヘリコプターの区切りは、「ヘリ・コプター」ではなく、語源的には「ヘリコ・プター」が正しいって知っていましたか?
「ヘリコプター」は、ギリシャ語の「ヘリックス(helix、螺旋)」と「プテロン(pteron、翼)」を組み合わせた造語で、「ヘリコプテルン(螺旋を描く翼)」という意味になります。
日本語では、ギリシャ語の「ヘリックス」を「ヘリ」と略して「ヘリ・コプター」と呼ぶことが一般的になっています。しかし、語源的には「ヘリコ・プター」と区切るのが正しいと言えます。
なんで、一般的にそうなったのかは、ドラえもん(タケコプター)が原因とも考えられます。
「軍手」の由来
軍手の由来は、江戸時代末期の長州藩に遡ります。長州藩では、フランス式の軍隊を導入するにあたって、兵士に鉄砲を扱う際に素手で持つと錆びる恐れがあるとして、手袋を着用させることにしました。
明治時代になると、軍隊で使用されていた手袋が「軍用手袋」と呼ばれるようになり、やがて「軍手」と略されるようになりました。
軍手は、作業用手袋としてだけでなく、日常生活でも広く使用されています。寒さ対策や、汚れや怪我の防止など、さまざまな用途に用いられています。
この手袋は、下級武士が内職として編んだもので、丈夫な木綿糸で編まれていました。また、洗濯もしやすかったことから、作業用手袋として広く普及しました。
なお、軍手の語源は、「軍用手袋」の略であるという説が一般的ですが、他に「軍事用の手袋」という意味の「軍事手袋」の略という説もあります。
「食パン」の由来
食パンの由来は、明治初期にイギリスから日本にパンが伝わったことに始まります。
当時、横浜や神戸の外国人居留地には、外国人が経営するパン屋があり、外国人向けに山型のパンや、フランスのパン・ド・ミーなどが製造されていました。
このパンが、日本人にも人気となり、次第に普及していきます。
明治後期になると、日本人のパン職人が、日本人の好みに合わせた食パンの製造を開始しました。
食パンは、主食として食べられるパンという意味で、「主食用パン」と呼ばれていました。
その後、「食パン」という名称が一般的に使われるようになりました。
食パンは、日本人の食生活に欠かせない存在となりました。
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