冬になると、ストーブや給湯器などで灯油を使用するご家庭も多いと思います。灯油を運ぶ際には、灯油缶が必要になりますが、灯油缶の寿命はご存じですか?
灯油缶の寿命
一般的に、灯油缶の寿命は約5年とされています。これは、灯油缶の素材であるポリエチレンが、紫外線や酸素、温度などの影響によって劣化するためです。
灯油缶が劣化すると、以下のようなトラブルが発生する可能性があります。
- 灯油が漏れる
- 雨水溝や排水溝などに灯油が流れる
- 漏れた灯油が原因となる火災
そのため、灯油缶は5年を目安に交換することをおすすめします。ただし、保管方法によっては、5年を経過せずに、ひび割れや変形する事例もあります。灯油缶を長持ちさせるためのおすすめの保管方法をお知らせします。
灯油缶のおすすめ保管方法
- 直射日光を避けて保管する
灯油缶は、直射日光を浴びると、紫外線によって劣化が早まります。そのため、保管する際には、直射日光が当たらない場所を選びましょう。
- 灯油を満タンにしない!(表記されている数量以上入れない)
灯油缶を満タンにすると、灯油が膨張して缶が変形する可能性があります。そのため、灯油は約8割程度まで(※表記されている数量が適正となります)入れるようにしましょう。
- 定期的に点検する
灯油缶は、定期的に点検して、ひび割れや変形などの異常がないか確認しましょう。もし異常が見つかった場合は、すぐに使用を中止して交換してください。
灯油缶の処分方法
灯油缶を処分する際には、各自治体の指示に従って行いましょう。
また、灯油缶をリサイクルすることもできます。リサイクルすることで、環境に優しく、また新たな灯油缶の原料として再利用することができます。
まとめ
灯油缶は、5年を目安に交換することをおすすめします。直射日光を避けて保管し、灯油を満タンにしないようにするなどの点に注意しましょう。
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