知らなくても生きている上で困らないけれども、知っているとちょっぴり優越感が味わえる!かもっ
そんな「ガソリンスタンドのトリビア」を不定期にお届けします。
ガソリンスタンドの地面は、平面じゃなく斜めになっている
地面に傾斜がある理由は、万が一こぼれたガソリンを、周囲の排水溝に流し込むためです。また、揮発したガソリンが給油エリアに滞留させない狙いもあります。
ガソリンはエンジンなどの熱源はおろか、静電気により引火し爆発する可能性があります。
そのため、火気厳禁は勿論のこと、給油中のエンジン停止、床に傾斜をつけるなど、安全を第一に考えた対策を講じているそうです。
具体的には、給油エリアの床は、排水溝に向かって1/100〜1/200の傾斜がつけられています。
その傾斜角は、平衡感覚が失うなどの傾斜ではないので、ガソリンスタンドで歩くと、気持ちが悪くなるとか都市伝説が巷であるみたいですが、そんなことはないようです。
ハイオクとレギュラー、混ぜてもいいってホント?
結論は、ハイオクとレギュラーを混ぜても、すぐに車が故障したり、走行不能になったりすることはありませんが、ハイオクの燃費の良さを感じられない、ハイオク車にレギュラーを給油し続けると故障のリスクが高まるなどのデメリットがあります。
ハイオクは、レギュラーよりもオクタン価が高いため、エンジンの燃費が向上します。
ハイオクとレギュラーの違いは、オクタン価と価格です。
オクタン価とは、ガソリンが異常燃焼を起こしにくさを表す数値です。異常燃焼とは、本来の燃焼タイミングよりも早く燃焼してしまう現象です。異常燃焼を起こすと、ノッキングと呼ばれるエンジン音や振動が発生し、エンジンに悪影響を及ぼす可能性があります。
ハイオクのオクタン価は96以上、レギュラーのオクタン価は89以上です。オクタン価が高いほど、異常燃焼を起こしにくくなります。ハイオクとレギュラーの違いをまとめると、以下のようになります。
項目 | ハイオク | レギュラー |
オクタン価 | 96以上 | 89以上 |
ノッキング性能 | 起こしにくい | 起こしやすい |
価格 | 高い | 安い |
ハイオクは、高性能車や高負荷運転をする車に適しています。これらの車は、高回転や高出力で走行するため、異常燃焼を起こしやすい傾向があります。ハイオクを使用することで、ノッキングを抑制し、エンジンの性能を維持することができます。
レギュラーは、一般的な車に適しています。これらの車は、高回転や高出力で走行する機会が少ないため、レギュラーでも問題なく使用できます。
ただし、レギュラーをハイオク仕様の車に使用すると、ノッキングが発生する可能性があります。
レギュラーをハイオク仕様の車に継続的に使用すると、エンジンに悪影響を及ぼす可能性があります。
まとめ
ガソリンスタンドで気持ち悪くなったら、地面のせいではなく、自身の体調が悪い可能性がありますので、病院に行きましょう!
また、自分の車に適したガソリンを正しく使用することが、エンジンの寿命を延ばすためにも大切です。ご自身の大切な車のエンジン性能を最大限に発揮できるように最適な燃料を入れましょう!
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