車が縁石に乗り上げてしまったという経験をしたことがありますか?
縁石に乗り上げてしまうのは、運転に慣れていない方や、初心者ドライバーにありがちなちょっとした運転トラブルの1つでもあります。
そんなトラブルを解決するために、乗り上げたときの対処法や縁石の高さについてみていきましょう!
縁石とは何か
縁石は、道路上で歩く人々と車、さらには公共交通機関の安全を確保する目的で設置されるコンクリートの構造物です。一般には縁石ブロックとも呼ばれます。
縁石ブロックの種類
縁石ブロックは、JIS規格に基づき、用途や形状によっていくつかのカテゴリに分類されています。
- 歩車道用特殊コンクリートブロック
- 緑地用コンクリートブロック
- 境界線用コンクリートブロック
- セミフラット型縁石
- 都市開発型縁石ブロック
しっかりと定義された基準の中で設置されているので、あたりまえですが「乗り上げてしまいそうだから別のものに」というのはできません。
縁石の高さや寸法
縁石の高さは法律で決められており、歩行者の安全確保のために車道に対して15cm以上の高さが必須です。一方で、特定の条件下で、例えば良好な排水が確保されている場合などは、高さを5cmまで下げることが許されます。
乗り上げた時の対処法
縁石に乗り上げてしまうと、タイヤや車底の部分が損傷する可能性があります。乗り上げた瞬間、まずは車の状態を確認することが大事です。
タイヤ状態の確認
タイヤが損傷すると、特にサイドウォールに傷がつくことが多くあります。そのため、異常があるかどうかは必ず確認しましょう。
脱出方法
もしタイヤが縁石に乗っているだけであれば、後退して簡単に脱出できるケースもあります。ただし、周囲の安全を確認し、脱出作業を注意深く行うことが必要です。
ロードサービスの利用
損傷が大きい場合や自力での脱出が困難な場合は、ロードサービスに連絡するのが最も安全です。
まとめ
縁石は道路の安全と交通整理に重要な役割を果たしています。駐車場を出る時や歩道を横切るときは周囲をよく確認して、徐行しながら縁石をよけるようにしましょう。
万が一縁石に乗り上げてしまいボディにキズができてしまったら、エネオスフロンティアのガソリンスタンドでぜひご相談ください。