はじめに
沖縄といえば、美しい海と青い空、そして独特の文化を持つ魅力的な場所です。近年はますます人気が高まっており、国内外から多くの観光客が訪れています。
沖縄には、定番の観光スポットから穴場スポットまで、たくさんの見どころがあります。しかし、初めて沖縄に行く方や、限られた時間の中で効率的に観光したい方にとっては、どこに行けばいいのか迷ってしまうかもしれません。
そこで今回は、沖縄旅行を計画している方におすすめのスポットを10個厳選しました。定番スポットから、美しい自然を満喫できる場所、歴史や文化を感じられる場所まで、幅広く紹介していきます。
1. 首里城公園
首里城公園は、かつて琉球王国の王宮が置かれていた場所です。1972年に火災で焼失しましたが、現在は復元工事が進められており、2022年に一部施設が公開されました。公園内からは那覇市街を一望することができ、沖縄の歴史と文化を肌で感じることができます。
正殿は、琉球王国の王宮の正殿で、琉球王国の中心的な建物でした。1972年の火災で焼失しましたが、2019年から復元工事が進められており、2022年10月に外観が完成しました。内部は2026年に完成予定となっています。
守礼門は、首里城の正門で、琉球王国時代の重要な儀式が行われた場所です。1972年の火災で焼失しましたが、1992年に復元されました。
首里城公園へのアクセス
首里城公園は、那覇空港から車で約30分、ゆいレール首里城駅から徒歩約15分の場所にあります。
- 住所 沖縄県那覇市首里金城町1-2
- 営業時間 9:00~18:00(最終入園17:30)
- 入園料 大人400円、高校生300円、小人160円 (6歳未満無料)
- 駐車場 あり(有料)
- 公式サイト(外部サイト) https://oki-park.jp/shurijo/
首里城公園の周辺情報
首里城公園の周辺には、国際通りや壺屋やちむん通りなどの観光スポットがあります。また、沖縄料理を楽しめるお店やカフェなどもたくさんあります。
首里城公園を訪れた際には、ぜひ周辺の観光スポットも合わせて楽しんでみてください。
2. 国際通り
国際通りは、那覇市の中心街にある全長約1.6kmの商店街です。沖縄料理のお店や土産物店、カフェなどが軒を連ね、まさに沖縄の玄関口と言えます。食べ歩きやショッピングを楽しんだり、沖縄の人々の活気を感じることができます。
国際通りは、1945年の沖縄戦で焼け野原となった那覇市が復興していく中で最初に開かれた商店街です。戦後、米軍の統治下にあった沖縄では、国際通りはアメリカ文化と沖縄文化が交錯する場所として栄えました。
沖縄料理
現在、国際通りには、沖縄料理のお店や土産物店、カフェ、レストランなどが軒を連ね、まさに沖縄の玄関口と言えます。食べ歩きやショッピングを楽しんだり、沖縄の人々の活気を感じることができます。
国際通りには、沖縄料理を楽しめるお店がたくさんあります。ゴーヤチャンプルー、ソーキそば、タコライスなどの定番料理から、海ぶどうやジーマミー豆腐などの沖縄ならではの食材を使った料理まで、様々な沖縄料理を味わうことができます。
国際通りへのアクセス
国際通りは、那覇空港から車で約20分、ゆいレール牧志駅から徒歩約5分の場所にあります。
国際通りの周辺情報
国際通りの周辺には、第一牧志公設市場などの観光スポットがあります。
国際通りを訪れた際には、ぜひ周辺の観光スポットも合わせて楽しんでみてください。
3. 美ら海水族館(ちゅらうみすいぞくかん)
美ら海水族館は、ジンベエザメやマンタなど、沖縄の海の生き物たちを間近で観察できる大型の水族館です。特に、世界最大級の水槽「黒潮の海」は必見です。沖縄の美しい海を再現した水槽の中で、様々な種類の魚たちが泳ぎ回る姿は圧巻です。
美ら海水族館には、黒潮の海以外にも、サンゴ礁や深海など、沖縄の海の様々な環境を再現した水槽があります。また、イルカショーやアシカショーなどのイベントも行われています。
美ら海水族館へのアクセス
美ら海水族館は、那覇空港から車で約2時間、沖縄自動車道許田ICから車で約20分の場所にあります。
- 住所 沖縄県国頭郡本部町石川454-2
- 営業時間 8:30~18:00(最終入館17:30)
- 入園料 大人2,180円、中学生1,440円、小学生710円(6歳未満無料)※WEBチケット
- 公式サイト(外部サイト) 沖縄美ら海水族館 – 沖縄の美ら海を、次の世代へ
美ら海水族館の周辺情報
美ら海水族館の周辺には、古宇利島や万座毛などの観光スポットがあります。また、沖縄料理を楽しめるお店やカフェなどもたくさんあります。
美ら海水族館を訪れた際には、ぜひ周辺の観光スポットも合わせて楽しんでみてください。
4. 万座毛(まんざもう)
万座毛は、国頭村にある断崖絶壁です。高さ約20mの断崖から太平洋の絶景を眺めることができ、沖縄の自然の雄大さを体感することができます。
万座毛の名前の由来は、1726年(尚敬一四)に時の琉球国王尚敬王が国頭巡視の途中に恩納を訪れ、村人が臼太鼓(ウシデーク)でクンシイ毛を披露し、盛大に歓迎した。感動した王がその絶景を「万人を座らせるに足りる」と称賛したことから、万座毛と呼ばれるようになったと言われている。
万座毛は、沖縄を代表する景勝地の一つであり、年間を通して多くの観光客が訪れます。
万座毛からは、東シナ海の美しい景色を一望することができます。特に、晴れた日の夕暮れ時は、海に沈む夕日がとても美しいです。
万座毛には、展望台や売店、レストランなどの施設があります。展望台からは、万座毛の絶景を眺めることができます。売店では、沖縄の土産物や軽食などを販売しています。レストランでは、沖縄料理を味わうことができます。
万座毛へのアクセス
万座毛は、那覇空港から車で約2時間、沖縄自動車道許田ICから車で約15分の場所にあります。
- 住所 沖縄県国頭郡恩納村恩納
- 営業時間 9:00~18:00(最終入館17:30)
- 観覧料 おひとり様100円(大人・小人同額4)
- 公式サイト https://www.manzamo.jp
万座毛の周辺情報
万座毛の周辺には、古宇利島や美ら海水族館などの観光スポットがあります。また、沖縄料理を楽しめるお店やカフェなどもたくさんあります。
万座毛を訪れた際には、ぜひ周辺の観光スポットも合わせて楽しんでみてください。
5. 古宇利島(こうりじま)
古宇利島は、沖縄本島北部にある離島です。古宇利大橋を渡って島へアクセスすることができます。島内には、美しいビーチやハートロックと呼ばれるハート型の岩など、見どころがたくさんあります。
古宇利大橋は、沖縄本島と古宇利島を結ぶ全長約2kmの橋です。古宇利大橋からは、東シナ海の美しい景色を一望することができます。古宇利ビーチは、古宇利島で一番有名なビーチです。エメラルドグリーンの海と白い砂浜が美しいビーチで、海水浴やシュノーケリングを楽しむことができます。
古宇利島へのアクセス
古宇利島は、那覇空港から車で約2時間、沖縄自動車道許田ICから車で約30分の場所にあります。
- 住所 〒904-0402 沖縄県国頭郡古宇利島古宇利180
- 公式サイト https://kourijima.info
古宇利島の周辺情報
古宇利島の周辺には、屋我地島や美ら海水族館などの観光スポットがあります。また、沖縄料理を楽しめるお店やカフェなどもたくさんあります。
古宇利島を訪れた際には、ぜひ周辺の観光スポットも合わせて楽しんでみてください。
6. 斎場御嶽(せーふぁうたぎ)
斎場御嶽は、沖縄最古の聖地と言われています。琉球王国の歴代国王が即位に際して祈願を行った場所であり、沖縄の歴史と文化を象徴する重要な場所です。
斎場御嶽は、琉球王国時代の最高聖地であり、歴代国王の即位や祈願などの重要な儀式が行われていました。また、琉球の神々が住む場所と考えられており、一般の人々が立ち入ることは厳しく禁じられていました。
斎場御嶽は、琉球王国の歴史と文化を象徴する重要な場所であり、沖縄の精神的な支柱とも言える存在です。
斎場御嶽へのアクセス
斎場御嶽は、那覇空港から車で約50分、沖縄自動車道南風原北ICから車で約25分の場所にあります。
- 住所 沖縄県南城市知念字久米敷1
- 営業時間 9:00~17:00(最終入館16:30)
- 入園料 大人200円、小中学生100円(小学生未満無料)
- 公式サイト https://okinawa-nanjo.jp/sefa/
7. ひめゆりの塔
ひめゆりの塔は、第二次世界大戦中に沖縄戦で亡くなったひめゆり学徒隊の慰霊碑です。戦争の悲惨さを伝える場所であり、平和の大切さを改めて感じさせてくれます。
1945年3月末、沖縄戦の激化に伴い、沖縄師範学校女子部と沖縄県立第一高等女学校の生徒約220名と教師18名が、南風原陸軍病院の看護要員として動員されました。しかし、米軍の猛攻により病院は壊滅し、多くの生徒 and 教師が犠牲となりました。
戦後、生き残った生徒 and 教師たちは、犠牲者たちの魂を慰め、戦争の悲惨さを後世に伝えるために、ひめゆりの塔を建立しました。
ひめゆりの塔は、無料で一般開放されていますが、資料館は入館料が必要です。
ひめゆりの塔へのアクセス
ひめゆりの塔は、那覇空港から車で約30分の場所にあります。
- 住所 沖縄県糸満市伊原671-1
- 営業時間 資料館:9:00~17:25(最終入館17:00)
- 公式サイト https://himeyuri.or.jp/JP/top.html
8. 鍾乳洞「玉泉洞」(ぎょくせんどう)
玉泉洞は、沖縄ワールド内にある沖縄県南城市にある鍾乳洞です。全長約5,000メートルにも及ぶ洞窟群の中で、一般公開されているのは約890メートルです。約30万年の歳月をかけて造り上げられた鍾乳洞内には、様々な形状の鍾乳石や石筍が並び、幻想的な空間が広がっています。
見どころ
玉泉洞の最大の見どころは、やはり様々な形状の鍾乳石や石筍です。特に、「千枚田」と呼ばれる無数の石筍が重なり合ったスポットは、圧巻の美しさです。
- 住所 沖縄県南城市玉城前川1336
- 営業時間 9:00~17:30(最終受付16:00)
- 入園料 入園チケット 大人2,000円/小人1,000円
- 公式サイト https://www.gyokusendo.co.jp/okinawaworld/
9. ガンガラーの谷
ガンガラーの谷は、沖縄県南城市にある鍾乳洞が崩落してできた自然豊かな谷間です。2008年8月に観光地として公開されました。ガンガラーの谷は、ガイドツアーでのみ見学することができます。ツアーでは、亜熱帯の森や古代人の遺跡、鍾乳洞などを案内してもらえます。
ガイドツアー
- 住所 沖縄県南城市玉城字前川202番地
- 所要時間 約1時間20分
- 料金 大人2,500円 小学生以下無料 ※保護者同伴要
- 予約 前日17時までに要予約
10. ウミカジテラス
ウミカジテラスは、沖縄本島南部の瀬長島にあるリゾート施設です。那覇空港から車で約15分、瀬長島海中道路を通ってアクセスすることができます。
ウミカジテラスは、沖縄の青い海を一望できる絶好のロケーションにあります。施設内には、沖縄料理のお店やカフェ、雑貨店などが軒を連ねており、沖縄のグルメやショッピングを楽しむことができます。また、海を眺めながらバーベキューを楽しむこともできます。
沖縄料理のお店やカフェ、雑貨店などが約30店舗集まっています。沖縄そばやゴーヤーチャンプルーなどの定番の沖縄料理から、海を見ながら楽しめるカフェテラスまで、様々なお店があります。また、沖縄の伝統工芸品やアクセサリーなどを販売しているお店もあります。
- 住所 沖縄県豊見城市瀬長174番地6
- 営業時間 10:00~21:00 ※店舗により異なります
- 公式サイト https://www.umikajiterrace.com/
まとめ
沖縄には、今回紹介した以外にもたくさんの魅力的なスポットがあります。自分の興味や目的に合わせて、ぜひ色々な場所を訪れてみてください。
沖縄旅行が、素晴らしい思い出になりますように!
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