タイヤの空気圧は日常的にチェックしていますか?ウェブ上の調査結果によると、7割以上のドライバーが「意識している」と回答しています。しかし、意識はしているものの実際は多くのドライバーが適切な空気圧で走行していないこともわかりました。
ここではタイヤの空気圧の重要性や、点検・調整方法について詳しく解説します。
タイヤの空気圧の低下が引き起こす問題
タイヤの空気圧が下がると、以下のようなトラブルや危険が生じる可能性があります。
- 燃費の低下:正確な空気圧でないとタイヤと路面の間の抵抗が増し、燃費が悪くなります。
- タイヤの異常な摩耗:適切な空気圧でないとタイヤが均一に摩耗しないため、タイヤの寿命が短くなります。
- ハンドリング性能の低下:空気圧が低いと、ステアリングの反応が悪くなり、コーナリング時の安定性が損なわれます。
- ブレーキ性能の低下:正確な空気圧が維持されていないと、ブレーキング時の安定性や効果が低下する恐れがあります。
- タイヤの内部損傷:空気圧が低すぎると、タイヤの内部が損傷し、突然のパンクや破裂の原因となることがあります。
- ハイドロプレーニングのリスク増加:タイヤの空気圧が不足すると、水の上を走行する際にタイヤが水を排除する能力が低下し、ハイドロプレーニング現象が発生しやすくなります。
- 乗り心地の悪化:タイヤの空気圧が適切でないと、振動や衝撃が直接車体に伝わり、快適な乗り心地が損なわれることがあります。
- タイヤの過熱:低い空気圧ではタイヤが過度にたわむことで、摩擦が増加し、タイヤが過熱し、破裂するリスクが増加します。
こちらの記事では、ハイドロプレーニング現象について詳しく述べていますので、気になる方はぜひご一読ください!
タイヤの空気圧の点検・調整の方法
タイヤの空気圧の点検・調整はガソリンスタンドに備え付けの空気圧調整器具を使えば初心者でも簡単にできます
空気圧調整器具の基本的な使い方は以下の通り。
- 運転席ドアの内側に貼られたステッカーで適正な空気圧を確認します。
- 調整器具のダイヤルを操作して目的の空気圧を設定します。
- タイヤのバルブキャップを取り外し、ノズルを接続します。
- 機械が自動で空気圧の調整を行い、設定値に達すると自動で停止します。
まとめ
タイヤの空気圧の適切な管理は、安全運転のためにとっても重要です。月1回、または遠出をする前に空気圧の点検・調整を習慣にしましょう。