高速道路を運転したあとに虫の死骸が車のボディに付着している、なんて経験ありますよね。大切な車が汚れているのは気分もあまりよくない上に、車の塗装にもダメージを与える可能性があるんです。
今回の記事では、効果的な虫取り対策や後処理についてお伝えします。
なぜ車に虫が付くのか?
高速道路や夜間に走っていると、ヘッドライトの光で虫が集まり、車のフロント周囲にはたくさんの虫の死骸が付着することがあります。
特に高速道路では、虫がボディに勢いよく当たるので、死骸がこびりつきやすくなります。
効果的な虫取り方法
車に付着した虫を効果的に取り除くにはいくつかの方法があります。
気づいたらすぐに水で洗う
車のボディに虫の死骸がついていることに気がついたらすぐに水で洗い流しましょう。ついてすぐの虫はボディに完全にくっついていないので、簡単に落とすことができます。
高圧洗浄機を利用する
高圧洗浄機やホース、バケツで流水をかけると、手軽にボディに傷をつけずに虫を落とせます。洗浄機やホースなどがない場合には、ペットボトルで水をかけることで応急処置が可能です。
時間が経ったらお湯で落とす
時間がたって固くなった虫は、50℃程度のお湯をかけてやわらかくしてから落としましょう。さらに、マイクロファイバークロスを使うことでより簡単に落とすことができるので、お勧めです。
虫取りクリーナーを使う
特にしつこい汚れには、虫取りクリーナーが効果的です。虫の死骸から出る体液はアルカリ性なので、同じくアルカリ性の虫取りクリーナーを使用することで、簡単に落とすことができます。
虫が付きにくくなる対策
以下のように、車に虫が付かないようにするための予防策もあります。
ワックスでコーティングする
ボディにワックスやガラスコーティングをすることで、虫が付きにくくなると同時に落としやすくなります。また、コーティングをすることで、直接ボディやガラスに汚れがつかなくなるので、塗装のダメージを防ぐためにも効果的です。
保護フィルムでガード
保護フィルム(プロテクションフィルム)を車体に貼ることで、虫などから車を守ることができます。保護フィルムとは、飛び石や小さな傷、虫の死骸や鳥の糞からボディを守るために貼るフィルムで、コーティングやワックスと同様に、ボディに直接的な汚れがつくことを防ぎます。
虫取り時の注意点
強く擦らない
強い力でこすってしまうとボディに傷がつく原因になります。
汚れを落とす際には、力を入れずにソフトな布で洗いましょう。
速やかに対応
虫の死骸を放置すると、酸化してしまい水だけで落とすことがより困難になります。
さらに酸化した虫は、ボディの塗装を傷める原因にもなるので、放置は厳禁です。
熱すぎるお湯は避ける
お湯で汚れを落とすことも有効ですが、熱すぎるお湯は逆にダメージを与えます。
ボディの変形につながってしまうので、気を付けましょう。
まとめ
車に付いた虫は、放置すると塗装に悪影響を及ぼします。そのため、早めに対処することと予防することが大切です。ワックスやコーティング、専用の虫取りクリーナーなどを上手に活用しましょう。
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